ホームページとWebアプリは、なぜ「分けて建てる」のか
会社のホームページを持つと、しばらくして「このサーバで、アプリも動かせないだろうか」という話が出てきます。実は、VERAでも同じことを検討しました。結論から言うと、私たちは「分けて建てる」ことをおすすめしています。理由を、建物にたとえてご説明します。
ホームページは「看板と受付」
ホームページの仕事は、誰が見ても同じものを、きちんと配ることです。会社案内のパンフレットと同じで、大切な預かりものは置きません。何より「止まらない」ことが大事。だから仕組みは単純で、軽くていい。
Webアプリは「工場と金庫のある店舗」
いっぽうWebアプリは、ログインした人ごとに違う画面を出し、お客様のデータを預かり、プログラムが常に動き続けています。見た目は同じ「サイト」でも、中身はまるで別物です。ここには専用の設備が要ります。同時アクセスをさばいて計算する「働き手」(アプリサーバ)と、記録が消えない・混ざらないように守る「金庫」(データベース)です。
同じ建物に入れると、何が起きるか
- 火事が「会社の顔」に燃え移る ― アプリの不具合や攻撃を受けたとき、会社のホームページごと止まってしまう。
- 建物が重さに耐えられない ― ホームページ用の共用サーバは「軽い配布」が専門。アプリの負荷で両方が傷む。
- 金庫を置ける造りではない ― データの保管・常時稼働・復旧といった、アプリに必要な設備が備わっていない。
だから、土地を分ける
おすすめは、役割ごとに「土地」を分けることです。会社の信用を守る「顔の土地」には、ホームページや会社案内だけを置いて、静かに安定させる。挑戦するアプリは、別の住所(サブドメイン)に専用の設備とともに建てて、実験も増強も思いきりやる。2つの土地はリンクでつながっているので、お客様からは「ひとつの会社」として見えます。
VERA自身も、この考え方でサイトを運営しています。顔は静かに守り、挑戦は別の土地で。同じ悩みをお持ちの方は、お問い合わせからお気軽にご相談ください。
この記事は、VERAでの実際の検討をもとに、どの会社にもあてはまる形に書き直したものです。